自動カッター位置合わせ装置
CR-555M II 型
本装置は、ウェブの裁断位置を測定・修正制御する装置です。裁断位置ズレが設定値を超えて測定された時、警報等動作させて知らせます。オプションとして、PIV制御回路などを用意しています。
■特徴
- 見やすい波形表示
5.7インチカラー液晶表示器にスキャニングヘッドからの信号を映し出すことが出来ます。
ワンピッチ分表示可能、これにより制御用ゲート位置の指定が容易になりました。 - 操作部はタッチパネル式を採用
各種設定は、波形設定画面から画面を切り替えて同一画面上で行います。 - 取付場所により2タイプ選択可能
本体-表示器一体型と表示器のみ別置型を選択することが出来ます。

■仕様・性能
修正機構 | コンペンセータロール方式 又はデファレンシャル制御 ロータリカッタ制御 |
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検出機構 | スキャニングヘッド方式 |
検出精度 | ±0.01mm |
微調整範囲 | ±9.9mm |
ピッチ検出色 | 目視出来る実用色 |
警報設定値 | 0.1mm~9.9mm可変 |
電源 | AC100V/200V±10% 1φ 50/60Hz 1kVA |
適応環境 | 温度:-10℃~+40℃ 湿度:20%~80%(結露せぬ事) |
■構成
装置本体 | 1台 |
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スキャニングヘッド | 1台 |
ファイバーコード | 1台 |
ヘッド中継ボックス | 1台 |
パルス発生器 | 1台 |
オプション | レジスタモータ、二段制御、追加制御 |
■画面構成
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波形画面 スキャニングヘッド(検出器)からの波形を表示し、基準となる波形を指定する画面です。 |
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数値入力画面(設定画面)
前後スイッチでページを切り換え、各設定をテンキーにて入力・決定します。 ENT=確定、BS=一文字後退、CL=全文字削除 その他オプション機能用画面 |
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警報ON/OFF これがONのとき、別画面で設定した警報範囲を超えたなら、警報出力をONします。 |
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自動ON/OFF これがONのとき、下記エラーメーター左右の矢印にて、修正方向を表示します。 |
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エラーメーター&版誤差スイッチ(修正方向表示) あわせた波形について、どの程度ずれているかをメータ表示します。またメータ部分を押すと、+方向-方向に誤差を入力できます。 |
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波形反転スイッチ T1/T2波形をそれぞれ反転できます。 |
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波形増幅スイッチ T1/T2波形をそれぞれ増幅できます。(4段階) |
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ゲート移動スイッチ ゲート(波形を合わせる基準となる位置)を手動でセットする際、ONします。(画面上をタッチして設定します) |
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マークサーチスイッチ これを押すと、ゲート位置を自動で探します。 |
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波形スクロールスイッチ 押されるたびに、波形表示を半周ずらします。 |
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画面切り換えスイッチ 波形表示画面から、設定数値入力画面等に画面を切り換えます。 |
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波形拡大スイッチ
現在のゲート位置付近の波形を拡大表示します。
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※別画面の設定で、不必要なスイッチの表示を制御出来ます。
※画面のデザインは変更する場合があります。